ついみぎ
東京で暮らしていると、関西の実家にいる親のことが気になることがあります。
「暑い日なのに、エアコンを使っているだろうか」
「今日は普段どおりに起きて、食事をしているだろうか」
「電話をかけるほどではないけれど、元気にしているか確認したい」
そのようなときに活用できるのが、スマートホーム製品の「SwitchBot(スイッチボット)」です。
見守りというと、室内にカメラを置く方法を想像しがちです。しかし、SwitchBotなら、冷蔵庫の開閉や室内の温度・湿度をスマートフォンで確認する、カメラを使わない見守りから始められます。
この記事では、離れて暮らす高齢の親をSwitchBotでさりげなく見守る方法と、導入するときの注意点を紹介します。
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SwitchBotなら離れた実家をさりげなく見守れる
SwitchBotは、家電やセンサーをスマートフォンと連携させるスマートホーム製品です。
エアコンやテレビをスマートフォンから操作するだけでなく、開閉センサーや温湿度計、見守りカメラなどを組み合わせることで、離れて暮らす親の生活を確認できます。
専用の高齢者見守りサービスとは異なり、必要な機器だけを選んで導入できるのが特徴です。
たとえば、最初は室内の温度を確認するところから始め、必要に応じて冷蔵庫の開閉確認や見守りカメラを追加できます。
最初は「ハブ2+開閉センサー」がおすすめ
離れて暮らす親の見守りを目的にSwitchBotを導入するなら、最初から多くの機器をそろえる必要はありません。
まずは、次の2つから始めるのがおすすめです。
●SwitchBot ハブ2
●SwitchBot 開閉センサー
ハブ2を使えば、実家の温度や湿度をスマートフォンで確認できます。また、赤外線リモコンに対応したエアコンであれば、離れた場所から操作することも可能です。
開閉センサーを冷蔵庫に取り付ければ、冷蔵庫が開けられたことをスマートフォンで確認できます。
冷蔵庫の開閉だけで親の健康状態が分かるわけではありませんが、「朝から一度も開閉されていない」など、普段と違う様子に気づくきっかけになります。
| 組み合わせ | 確認できること | 向いている人 |
|---|---|---|
| ハブ2 | 室内の温度・湿度、エアコンなどの遠隔操作 | まずは暑さ・寒さ対策から始めたい人 |
| ハブ2+開閉センサー | 温湿度に加え、冷蔵庫やドアの開閉状況 | カメラを使わず生活の動きを確認したい人 |
| ハブ2+開閉センサー+見守りカメラ | 温湿度、ドアの開閉、室内の映像や音声 | 映像でも親の様子を確認したい人 |
SwitchBotを使った親の見守り方法
1.室内の温度と湿度を確認する
高齢になると、暑さや寒さを感じにくくなったり、エアコンの使用を控えたりすることがあります。
SwitchBot ハブ2には温湿度を確認する機能があり、離れた場所から実家の室温と湿度を確認できます。
設定した温度を超えた場合にスマートフォンへ通知するようにしておけば、実家の室温が高くなっていることにも気づきやすくなります。
ハブ2に実家のエアコンを登録しておけば、スマートフォンからエアコンを操作することもできます。
ただし、親に何も伝えず突然エアコンを動かすと驚かせてしまいます。遠隔操作を利用する場合は、あらかじめ親と使い方を決めておきましょう。
2.冷蔵庫の開閉で生活の動きを確認する
開閉センサーは、ドアや窓などが開いたことを検知する小型のセンサーです。
高齢の親の見守りに使うなら、冷蔵庫への設置が考えられます。
冷蔵庫は、飲み物を取るときや食事をするときなど、日常生活の中で何度も開ける場所です。
普段は朝に冷蔵庫を開ける親が、昼になっても一度も開けていない場合には、電話をかけて様子を確認する判断材料になります。
寝室のドアや玄関に取り付ける方法もありますが、親が監視されていると感じないよう、設置場所について十分に話し合うことが大切です。
なお、開閉センサーの情報を外出先で確認したり、通知を受け取ったりするには、ハブ製品との連携が必要です。
3.見守りカメラで室内の様子を確認する
映像で親の様子を確認したい場合は、SwitchBotの見守りカメラを追加できます。
スマートフォンからリアルタイムの映像を確認できるほか、カメラを通じて会話することもできます。
室内で転倒していないか、普段どおりに過ごしているかを映像で確認できる点は安心材料になります。
一方で、室内カメラに抵抗を感じる人も少なくありません。
親が納得していない状態で設置するのではなく、設置する場所、映像を見る時間、録画の有無などを事前に決めておきましょう。
見守りカメラには、レンズを下向きにして物理的に隠すプライバシーモードもあります。常時映像を確認するのではなく、必要なときだけ利用する方法も考えられます。
4.玄関や窓の閉め忘れを確認する
開閉センサーは、生活の動きを確認するだけでなく、ドアや窓の閉め忘れ対策にも利用できます。
玄関や窓が開いたままになっている場合に通知を受け取れるようにしておけば、防犯面でも役立ちます。
ただし、センサーの通知だけで不審者の侵入や緊急事態を完全に判断できるものではありません。
普段と違う通知が届いた場合は、まず親に電話をかけ、連絡が取れなければ近くの家族や近隣の協力者に確認を依頼するなど、対応方法を決めておくと安心です。
東京から関西の実家に設置する場合の流れ
SwitchBotの初期設定は、親に任せるよりも、帰省したときに自分で行うほうがスムーズです。
1. 実家のWi-Fi環境を確認する
2. SwitchBotアプリをスマートフォンに入れる
3. ハブ2を実家のWi-Fiに接続する
4. エアコンなどの家電を登録する
5. 開閉センサーを冷蔵庫などに取り付ける
6. 通知条件を設定する
7. 東京に戻ってから遠隔確認できるか試す
特に重要なのは、実家のWi-Fiが安定しているか確認することです。
停電や通信障害、ルーターの不具合が起きた場合は、スマートフォンから確認できなくなる可能性があります。
また、開閉センサーなどの電池式製品は、定期的な電池交換が必要です。帰省時に電池残量や機器の動作を確認しましょう。
カメラを嫌がる親には無理に勧めない
親を心配する気持ちがあっても、見守られる側にとっては「監視されている」と感じることがあります。
特に室内カメラは、親のプライバシーに大きく関わります。
最初は次のような説明をすると、受け入れてもらいやすいでしょう。
●室内が暑くなっていないか確認したい
●冷蔵庫が開いたかどうかだけ確認したい
●映像は見ない方法から始めたい
●親が嫌になったらいつでも外す
見守る側の安心だけでなく、見守られる親の気持ちも大切にする必要があります。
まずはハブ2による温湿度確認だけ、次に開閉センサーというように、段階的に導入する方法がおすすめです。
SwitchBotを見守りに使うときの注意点
緊急通報サービスではない
SwitchBotは、親の生活や実家の環境を確認するための補助的な製品です。
異常を検知したときに、救急車を呼んだり、警備員が駆けつけたりする一般的な緊急通報サービスとは異なります。
通知が届いた後に誰が電話をかけるのか、連絡が取れない場合に誰へ確認を頼むのかを決めておきましょう。
Wi-Fiや電源が止まると確認できない
実家のインターネット回線や電源に問題が起きると、遠隔操作や通知が利用できなくなる場合があります。
機器から長時間情報が届かない場合に、それが親の異変なのか、通信トラブルなのかを通知だけで判断することはできません。
生活パターンには個人差がある
冷蔵庫が開かなかったからといって、必ず異常が起きているとは限りません。
外食や旅行、いつもより遅い起床など、生活パターンが変わることもあります。
センサーの情報は、親へ連絡するきっかけの一つとして利用しましょう。
どの組み合わせを選べばよい?
| 目的 | おすすめの製品 |
|---|---|
| 暑さや寒さが心配 | SwitchBot ハブ2 |
| カメラを使わず生活の動きを確認したい | ハブ2+開閉センサー |
| 室内の様子を映像で確認したい | ハブ2+見守りカメラ |
| 温湿度・生活の動き・映像をまとめて確認したい | ハブ2+開閉センサー+見守りカメラ |
迷った場合は、ハブ2と開閉センサーから始めるのがよいでしょう。
室温と冷蔵庫の開閉を確認できれば、カメラを置かなくても、実家の状況をある程度把握できます。
実際に使ってみて、より詳しく確認する必要があると感じた段階で、見守りカメラや人感センサーなどを追加できます。
まとめ
東京で暮らしながら、関西の実家にいる親のことを毎日確認するのは簡単ではありません。
電話をかけることも大切ですが、毎日何度も連絡すると、親に負担を感じさせてしまうこともあります。
SwitchBotを使えば、室内の温度や湿度、冷蔵庫の開閉などをスマートフォンで確認できます。
見守りカメラを置かなくても始められるため、親のプライバシーに配慮しながら、普段の暮らしをさりげなく確認できるのが利点です。
まずは親と相談し、ハブ2や開閉センサーなど、抵抗の少ない製品から導入してみてはいかがでしょうか。


